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推定樹齢1000年の梛(なぎ)の大樹。
平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛(清盛の嫡男)の手植え。梛としては日本最大。国の天然記念物に指定。
ナギは熊野権現の御神木、その葉は、笠などにかざすことで魔除けとなり、帰りの道中を守護してくれるものと信じら。
ナギはマキ科に属する針葉樹、広葉樹のような幅の広い葉をもつちょっと変わった樹木。
その葉がまた変わっていて、縦に細い平行脈が多数あって、主脈がありません。その一風変わった構造のため、ナギの葉は、縦には簡単に裂くことがでるが、横には枯れ葉であってもなかなかちぎることができない。葉の丈夫さからナギにはコゾウナカセ、チカラシバなどの別名があり、その丈夫さにあやかって男女の縁が切れないようにと女性が葉を鏡の裏に入れる習俗があった。
また、ナギは、他の植物の生育を抑制する働きをもつナギラクトンという化学物質を分泌する。葉の丈夫さや他の植物の生育を抑制する力をもつことからナギの葉は魔除けのお守りにされるようになった。
(参照 熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ) 和歌山県新宮市新宮1http://www.ncn-t.net/kunistok/hayatama.htm) |